LAYER NOTE

IMT(生野ものづくりタウン事業)2025 / 3期 提案アイデア。

 

LAYER NOTE
紙のレイヤーで、思考を立体にするノート。

レイヤーノートは、トレーシングペーパーを綴じた、重ねて使うノートです。
半透明の紙が持つ「透ける」という特性を活かし、デジタルで使われるレイヤー構造を紙の中に取り入れました。

1ページずつの平面(xy)に書いた情報を、重ねて(z)つなぎ、反復しながら使うことで、思考や学びのプロセスを立体的に可視化できます。

書いたページの下に、前の思考が透けて見える。
書き重ねていくうちに、思考が立体になっていく。
ノートの本質「書くことで理解し、身につける」を深化させるために、紙だからこそ実現できるレイヤーのあり方と、立体的なノートの使い方を探りました。

 

01|学習
問題の図形・グラフをトレースして補助線を書き込む。間違えた箇所の上層から修正やポイントを書き込んで反復練習。透ける紙で「学びの量」が可視化され、達成感や意欲につながります。自由研究など、探究の記録にも。

02|アイデア
リサーチ資料や写真を貼って気づきをメモ。ラフスケッチを重ねてデザインフォルムの精度を上げたり、色見本を敷いて配色を検討。製図・版下作成など、従来のトレーシング用途にも広く活用できます。

03|製図
プロダクト図面の寸法修正を書き重ねる。建築図面を敷いて、動線・採光・植栽・家具・電源の配置を整理。プラン打合せ内容や施主の要望を重ねて書き込み、その場で改善案をまとめることができます。

04|構成
提案・プレゼン資料の項目(企画背景・課題・解決策・補足資料など)ごとに過不足を視覚化。修正や順序入れ替えを上層に書き込み効率よく構成を整理。絵本・マンガ・アニメーションの下描きやコマ割りにも。

05|日記・親子共有
前日の記録・写真を透かして今日の出来事を書き重ね、取り組むこと・改善点・進捗を更新。真っ白な紙に書く心理的ハードルを下げ、日々の積み重ねも可視化。親子で出来事を共有するコミュニケーションにも。

 

2025.08.18
Competition:IMT / 生野ものづくりタウン事業
Design / Photograph:SEDIE DESIGN