ALUMITE LABORATORY
生野ものづくりタウン事業
2025年大阪・関西万博を見据えて、大阪でもトップクラスのものづくりの集積地、生野区をPRするとともに、生野区のまちなかに万博会場が展開されることをめざし、「まちこうばはパビリオン」というスローガンのもと、地域内外からベンチャー企業、クリエイターなどものづくりを面白がる人を招き入れ、新たなものづくりに挑戦するプロジェクトです。
コンペティション
暮らしを支え、生活になくてはならない製品を生み出してきた生野区のものづくり企業。彼らは卓越した独自の技術を持ち、地域の産業をも発展させてきました。
「ものづくりを面白がる」をテーマに、これまでのものづくりの分野を越え、新たなものづくりに挑戦する4社とイチからBtoC製品を生み出し、新たな市場の獲得をめざすプロジェクトです。彼らとともに暮らしに彩りをくわえるものづくりに挑戦するデザインパートナーを募集します。
募集テーマ
「暮らしに彩りをくわえるプロダクト」
革製ランドセル、合皮製のサンダル、アルミをカラーリングするアルマイト加工、ステンレス製のキッチンシンクなどに使われる排水溝の受皿など、多岐にわたる各企業の技術や素材を活かしたプロダクトのアイデアをご提案ください。
Concept
アルマイト ラボラトリーは、アルミの成形とアルマイトを組み合わせて、「暮らしに彩りをくわえる」少しの機能を備えたプロダクトを研究開発していくプロジェクトです。
事業期間中、暮らしに彩りをくわえるアイデアを大量に創出・試作し、自宅で試用し、家族に感想を聞き、アイデアを改善して再試作するサイクルを繰り返し、ものづくりを楽しみながら、「暮らしとアルミ/アルマイトの接点」を広く探り、BtoC製品のアイデアを磨いていきます。
Fab Meet Up Kyotoで話を伺い、事業期間後も持続的に、BtoC製品のアイデアを生み出し、試作試用・開発していける文化・体制を社内に構築するまでをゴールに設定したいと考え、募集テーマに対して、ラボラトリーというプロジェクト形態のアイデアを提案いたしました。
Design Point
「暮らしに彩りをくわえる」
植物・花器・壁のポスター・窓からの景色 のように、存在が心や空間を豊かにするオブジェのようなプロダクト。アルマイトを視る機会をつくるプロダクト。
「アルミとアルマイトのメリットを掛けわせる」
成形(プレス・曲げ・絞り・溶接・切削…)と アルマイトによって、少しの機能(鏡面に映る・のせる・仕切る・色の変化…)を備えたプロダクト。生活者が楽しみながら工夫し、「こんな使い方もできる」を発見できる余白を設ける。
Fab Meet Up より、得意な成形分野を持つ区内の金属加工会社との協働も想定しています。
「独自技術アルマイトの認知度」
アルミの素地色とアルマイト色が共存する外観(グラデーション…)により、アルマイト前後の変化がわかりやすい・アルマイトを感覚的に理解できるプロダクト。
2023.11.22
Client 生野ものづくりタウン事業
デザイン SEDIE DESIGN
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